コラム

1980年頃のダイカスト工場における離型剤の希釈倍率

当時は、離型剤の種類について詳しく理解しておらず、ワックス系やシリコン系といった違いも意識せずに鋳造していました。

焼き付きが発生すると、「離型剤を変えよう」と言い、何か別の離型剤を持ってきて使っていた記憶があります。

各機械の横には、離型剤の入ったペール缶と200ccの牛乳瓶が置かれていました。牛乳瓶に離型剤の原液を目一杯入れ、

それをペール缶に満たした水に加えれば、100倍に希釈されたことになり、そのまま生産していました。

特に倍率を測ることもなく、「倍率が違うから製品に問題がある」といった考えもありませんでした。

そうした時代だったからこそ、「牛乳瓶とペール缶でOK」だったのでしょう。

それでも、意外と正確に100倍になっていたと思います。ただし、70倍や120倍の離型剤を作るのは難しかったですね。

 

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